井川先生の業績をしのび、生前語られていた言葉、まさに先生の生きざまを示す言葉を書作品にして会員が手の元に置きたい!とのことで安藤梨影に書いてほしい!という話がありました。上原邦吉と深い交流をいただいた方々なので、書きましょう!とお引き受けいたしました。
(作品が出来上がりましたら掲載します。)
石碑に残っている言葉、ご自宅、ここでたくさんの新品種を作り出されたという畑の後、を肌に触れるべく伊豆に行ってきました。また皆様にもお会いしました。
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遺訓 誰が何と云ってもやって見なければわからない
碑(碑の字は先生の自筆ではない。)
そして裏には、井川秀雄先生 顕彰碑
先生は明治二十九年四月二十五日伊豆長岡小坂に生まれた。故大井上康氏に師事して葡萄の研究を志すのち品種の改良の必要を痛感して欧米雑種を始め千を超える新品種を作出された。特に四倍体の改良には力を尽くし巨峰に優る形質のものがうまれつつある。先生には名利にうとくブドウの育種を生涯の友とされた。真に世を照らす炬火と言うべきであろう。
昭和四十八年二月十一日 日本葡萄愛好会 建立
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