1964年9月、日本ぶどう品種愛好会に入会。夏期研修会が山梨県で開催され、勝沼町の土屋長男園のネオマスカットのX形整枝の見事な木に感銘と受ける。木の広がりが30坪位あり、こんな大きな広がりは長野では今までに見たことがありませんでした。
牧丘町では沢登芳、石田光福園では、巨峰、巨峰×巨鯨=(オリンピア)、セイベル(9110)、ポートランド、セネカ、その他10品種位。まだ、木は4年生くらいで、オリンピアは房が小さく、まばらで、薄い赤色でしたが、全体に着色していませんでした。また、実の割れた粒が見うけられました。今の巨峰園の状態とは大変違います。
1965年1月、山梨県、勝沼町で冬期研修会が開かれる。全国から栽培者と研究者が集まる。中野市からは、田中君、佐藤君と3人で出席、小生達は一番若い参加でした。